レシピ

ブルーベリーを使ったお酒のレシピ

~ブルーベリーリキュール~

<材料(約700ml)>

ホワイトリカー 600ml
ブルーベリー 250g
氷砂糖 90g

<作り方>

全ての材料をビンに入れて、3ヵ月程度漬けこんでおきます。
1ヵ月程度から飲めるようになりますが、3ヵ月過ぎた頃から飲み頃です。
ロックでも美味しいですし、水やソーダで割ったり、ミルクと合わせても楽しめます。

~ブルーベリーと白ワインのお洒落カクテル~

<材料(1杯分)>

ブルーベリーリキュール 50ml
白ワイン(辛口) 150ml
ブルーベリー果実(森のサファイア)適量
お好みで飾りのミント少々
氷 適量

<作り方>

氷を入れたグラスにブルーベリーリキュールを注ぎます。
静かに白ワインを注ぎ入れます。
ブルーベリー果実をそっと沈めます。

~ブルーベリーモヒート~

<材料(1杯分)>

ホワイトラム 40ml
ソーダ(辛口が良い人は無糖、甘口が良い人はサイダー)
ミントの葉 お好み
ライム 1/2
ブルーベリー果実(森のサファイア) お好み
氷 適量

<作り方>

氷を入れたグラスにミントの葉を入れて、ホワイトラムを注ぎよく混ぜます。
ソーダを注ぎライムを絞り、軽く混ぜ、ブルーベリー果実を沈めて完成です。

【自家製のブルーベリーのお酒でおもてなしやパーティーを楽しんで】

おもてなしの席や、パーティーでは、何かと「自家製」のものが注目されて話題を集めます。
美味しさが際立つブルーベリー「森のサファイア」で、自家製のブルーベリーのお酒を作ってみてはいかがでしょうか。

作り方はレシピの通りとても簡単です。
ホワイトリカーに氷砂糖と共に漬けておくだけで、ブルーベリーの香り高いリキュールが完成します。

そのまま飲んでも良し、アレンジレシピでカクテルなどを楽しんでも良し、色々試してお好みのレシピを見つけましょう。

ブルーベリーリキュールを仕込んでおく余裕が無かった!という方には、ブルーベリー果実をそのまま生かしたアレンジカクテルをご提案します。
ミントやライムとの相性が意外と良いブルーベリーで、アレンジモヒートを作れば、見た目の美しさと、普通のモヒートとの違いが話題に上るでしょう。

大人の楽しみであるお酒にも、森のサファイアを是非取り入れてみてください。

【ブルーベリーのお酒が盛り上げた宴会物語 ~ここだけのオリジナルカクテル~】

<ホームパーティー計画>

年末年始や夏休みなどに、主人の親戚が持ち回りでホームパーティーを開くのが習わしで、年に何回か定期的に集まって宴会を開いていました。
結婚してから5,6年の間は主に主人の親世代が中心になってくれていたのですが、そろそろ私たちの世代が主催しても良いのでは、という話になり、我が家が名乗りを上げました。

毎回集まる度に、腕をふるった料理や、海外旅行の珍しいお土産、自家製の美味しいもの(お酒や料理、お菓子など)を持ち寄って、楽しいひと時を過ごすのですが、いつも持って行くものを考えるのが大変でもあり、楽しくもありました。

今年はホスト側なので、色々と料理を振舞うためにレシピを用意していたのですが、お酒は何を用意しようかという話になり、折角だから何か自家製の果実酒でも作るか、と主人が提案してきました。

「梅酒とか?」

「梅酒じゃ普通すぎない?」

「じゃあ、何が良いかな」

「そうだな・・・」

そんなやりとりをしながら、冷蔵庫や冷凍庫を眺めてみると、夏に大量に買ってきた大粒のブルーベリー「森のサファイア」が冷凍庫に保存してあったのを見つけました。

「これは?」

そう言って森のサファイアを主人に見せると、主人は「ブルーベリー?」と少し驚いたような顔をしましたが、「おもしろいね」と前向きな姿勢を見せました。

「ほら、いとこのお嫁さんたち、日本酒とかワインとか飲まないでしょ?どっちかっていうと甘いカクテル系が好きじゃない。だったらブルーベリーのリキュールか何か漬け込んでおいて、ソーダやミルクで割るとか、オリジナルのカクテルでも作れば、楽しめるんじゃない?」

森のサファイアを見つけると、急に色々なアイディアが湧いてきて、私は主人にそう提案しました。

「確かに。良いかもしれないね」

主人が乗ってきてくれたので、早速ブルーベリー酒を作る事にしました。

<日に日に色が濃くなっていくのが楽しい>

ブルーベリー酒の作り方は簡単で、ホワイトリカーにブルーベリーと氷砂糖を漬けておくだけです。日ごとにブルーベリーの色が出て、透明だったホワイトリカーが紫色に色づいていくのが楽しく、ほぼ毎日のようにフタを開けて匂いを嗅ぎ、少し舐めて、変化を楽しみました。
3日も経つと、大分ブルーベリーの風味が強くなり、飲み頃と言って良いのか分かりませんでしたが、十分飲めるようになりました。

それから更に5日ほど経つと、色の変化も落ち着いてきて、かなり濃い紫色になりました。
試しにミルクで割ってみると、とても美味しくて驚きました。
市販されているブルーベリーリキュールは、どうしても甘さが際立ってしまい、ミルクで割ると喉が焼けるような甘さを感じる事が多いのですが、自家製リキュールは優しい甘みで丁度良く、ヘルシーな印象を受けました。

これは使える・・・!
そう確信して、我が家のホームパーティーのために色々とカクテルの研究をスタートしました。

<様々なカクテル>

ロックで飲んだり水やソーダ、ミルクで割るという基本的な飲み方をひと通り試して、私個人的にはミルク割りが衝撃的な美味しさだったのですが、主人は炭酸水で割ったものが気に入ったようでした。
「甘くない!」
と喜んでいましたが、もちろんブルーベリーリキュールの甘さはちゃんと感じられました。ただ、シロップのような強い甘さではなく、ほんのりとした甘さだったので「甘すぎない」という誉め言葉だったのかな、と思います。

基本の飲み方も良いですが、折角のパーティーだから、よりおいしく、よりお洒落なカクテルを作って喜んでもらいたいと思い、色々と試行錯誤しました。

炭酸水で割ったものにレモン果汁を加えてみたり、ミントを合わせてみたり、ワインとリキュールを合わせてみたり、ミルクと合わせる際に少しだけはちみつを垂らしてみたり、色々やってみました。

白ワインと合わせると、品の良い大人なカクテルに仕上がり、これが私にも主人にも大ヒットで、ぜひ皆にも飲んでもらいたいという意見で一致しました。
辛口のクセのない白ワインに、ブルーベリー酒を合わせて、ワンポイントでブルーベリー果実を沈めると、高級なバーのカクテルのような雰囲気を醸し出しました。
鼻に抜けるブルーベリーの爽やかな香りと、口に含んだ時の仄かな甘さと白ワインのスキッとした清涼感のある飲み口のバランスがとても良く、上品でありながらしっかりとした味わいのカクテルに仕上がりました。

意外とミントとの相性が良いという事が分かり、ブルーベリー酒を使わずにモヒートにブルーベリー果実を沈めてみたらどうだろうと思いつき、作ってみると、これも非常に美味しく、新感覚のモヒートとして提供できそうだという意見で一致しました。

<笑顔あふれるホームパーティー>


待ちに待ったホームパーティー当日、ブルーベリーのお酒の準備もバッチリで、料理も色々作り、親戚たちを迎え入れました。

相変わらず皆それぞれ色々な手土産を持ってきてくれたので、頂いた料理や飲み物やお菓子などをテーブルに並べ、自信作のブルーベリー酒のビンも出しました。
主人が「これは自家製のブルーベリーのお酒なんだ」と皆に紹介してくれたので、皆飲みたがってくれました。
好みを聞きながらオリジナルのカクテルを作って出すと、お酒があまり得意ではない主人のいとこのお嫁さんたちも美味しそうに飲んで、おかわりまでしてくれました。

ブルーベリーの話題から「森のサファイア」の事も話す事ができて、今度親戚で長野までブルーベリー狩りにいきたいね、という流れになりました。

幸せな笑顔溢れるホームパーティーになって大満足でした。

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