レシピ

ブルーベリーアイスクリームのレシピ

~ゴロゴロ食感が楽しいブルーベリーヨーグルトアイス~

    

<材料(2人分)>

無糖ヨーグルト 150g
生クリーム 80ml
ブルーベリー(森のサファイア)50g
はちみつ 大さじ2

<作り方>

1、冷凍用のジッパー付き保存袋に全ての材料を入れて空気を抜き封をします。


2、もみ込むように混ぜて厚さを均等にします。


3、冷凍庫で1時間ほど冷やし、取り出してもみ込みます。これを3回繰り返します。


4、器に盛りつけて完成です。

~ブルーベリーチーズケーキ風アイス~

<材料(2人分)>

クリームチーズ 100g
ブルーベリー(森のサファイア)80g
ビスケット 4枚
生クリーム 50cc
はちみつ 大さじ1
レモン汁 少々

<作り方>

1、クリームチーズは室温で柔らかくしておきます。

2、ボウルにクリームチーズと生クリームを入れて泡だて器でよく混ぜます。


3、なめらかになったら、そこにブルーベリーと砕いたビスケット、はちみつ、レモン汁を加えてスプーンなどで軽く混ぜ合わせます。


4、タッパーに移して冷凍庫で1時間冷やし固めます。

5、取り出して少し混ぜて再度冷凍庫で1時間ほど冷やします。

6、器に盛りつけて完成です。

~本格派!きちんと作るブルーベリーアイス~

<材料(2,3人分)>

牛乳180ml
卵黄50g(中サイズ約3個分)
グラニュー糖50g
冷凍ブルーベリー(森のサファイア)150g

<作り方>

1、ボウルに卵黄を入れて泡だて器でほぐします。


2、そこにグラニュー糖を加えて混ぜ合わせます。


3、鍋に牛乳を入れて中火にかけます。

4、縁の方がフツフツしてきたら、一旦卵黄とグラニュー糖を合わせたものが入っているボウルに流し入れ、泡だて器でよく混ぜます。

 

5、混ぜ合わせた液を再び鍋に戻し入れて、弱火に近い中火にかけます。

 

6、木べらで混ぜながら温め、手を止めた時に鍋の縁がフツフツしたら、火からおろします。


7、その液をミキサーに入れて、そこに冷凍ブルーベリーも加えて撹拌します。

8、タッパーなどの容器に流し入れて冷凍庫で冷やし固めます。途中で混ぜる必要はありません。

9、器に盛りつけて完成です。

【森のサファイアのゴロゴロ感はアイスクリームにしても美味しい!】

今回のおすすめアレンジレシピでこだわったのは、大粒の森のサファイアのゴロゴロ感をそのまま楽しめるところです。
本格派のブルーベリーアイスだけはミキサーにかけて、森のサファイアの濃い紫色をアイス全体になじませましたが、

ヨーグルトアイスとチーズケーキ風アイスは、ブルーベリーを潰さずにそのまま使う事で、森のサファイアならではのゴロゴロとした食感をお楽しみいただけます。
アイスにそのまま入れた事により、果実本来の甘味も感じられて、ナチュラルな美味しさが病みつきになる、そんなオリジナルアイスレシピです。
おやつにも、おもてなしにも、デザートにもピッタリのアイスレシピ、ぜひご活用ください!

【ブルーベリーアイスクリームが家族を笑顔にする物語】

<息子の誕生日>

子どもの誕生日とは、家族の一大行事になります。
何日も前から本人はソワソワしだし、親たちは誕生日プレゼントのリクエストを聞き出し、誕生日に何を食べたいのか聞き、誕生日ケーキの希望も調査し、とにかく年に一度のビッグイベントを成功させるべく、総出で準備を進めるのです。

息子の10歳の誕生日は、私が料理担当、主人がケーキとプレゼント担当でした。
リクエスト料理はローストビーフとカニだったので、比較的ラクで良かったと思いながら、その2品だけでは当然華やかさが出ないので、他にも息子の好きな料理を沢山作るつもりでメニューを考えて準備しました。

<パパの大失敗>

いよいよ誕生日当日となり、この日は主人が定時で上がり、帰りに誕生日ケーキを買ってくるという予定でした。
私は料理の準備でバタバタしており、息子は早くパーティーが始まらないかとソワソワしていました。

ところが、主人がやらかしてしまったのです。

ガチャリ、と音がして玄関の扉が開きました。

「帰ってきた!」
「おかえり!!」

バタバタとかけよる息子の姿を見て、主人は絶句しました。

「あ・・・ケーキ・・・」

「え・・・?」

まさか・・・
嫌な予感がしました。

そして、その「まさか」だったのです。

「やばい・・・どうしよう・・・ごめん・・・」

「まさか、ケーキ買ってくるの、忘れたの?」

恐る恐る尋ねると、主人は無言で小さくうなずきました。

「ノー!」

息子はそう叫ぶと頭を抱えました。
こういう時に主人に怒って暴言を浴びせたりしないのはエライな、と思いつつ、私は「どうすんのよ」と言ってしまいました。

近所には美味しいケーキ屋さんが無く、主人の会社の近くのケーキ屋で買ってきてもらう予定だったのですが、そこまで引き返していたら往復で2時間はかかります。

<母のひらめき>

どうしたものか、と思ってとっさに頭をめぐらせました。

主人はただただ落ち込んでオロオロしているだけで使えそうにありません。

何かケーキの代わりになるもの・・・
デザート的な何か・・・
コンビニ・・・は、嫌がるだろうなぁ・・・
うちにあるのは小麦粉、牛乳、卵・・・あ、ベーキングパウダーがない・・・
それに今からケーキを焼くのは時間的にもムリ・・・
デザートになりそうなものは・・・あ、ブルーベリーがあった!

そこで思い出したのが、森のサファイアというブルーベリーでした。

でもブルーベリーだけでデザートっていうのは、いつもと変わらないし・・・

ヨーグルトはあるけど、それにトッピングしたところで、やっぱりいつもと変わらないし・・・

必死に考えを巡らせて、冷蔵庫や冷凍庫を見ているうちに、閃きました。

アイス!
ちょっと贅沢なアイスなら作れるかも!

そして、家にあったありったけの材料を使って、ブルーベリーのアイスを豪勢に3種類作る事にしました。
凍らせるのに時間がかかるかと思ったのですが、パーティーで盛り上がっている間に完成するはず、と思い、チャレンジする事にしたのです。

あわててアイス作りを開始し、その間に主人は着替えてきて、パーティーの準備をしました。
アイスの下ごしらえはあっという間にできるので、冷凍庫に入れてパーティーを始めました。

息子には「誕生日を2回楽しむってのはどう?」と提案し、「明日パパにケーキ買ってきてもらおう!お詫びに高くてめっちゃ美味しくておっきいっやつ!」と言って主人に不敵な笑みをぶつけました。
そして「今日は別の特別なデザートを作ってあげるから、楽しみにしてて!」と言いました。
「何?」と聞かれましたが「ヒミツ!」と言って笑いかけました。

<3種類のブルーベリーアイスで笑顔の誕生日>

パーティーの最中に、私は何回か席を立って、空いた皿を引くついでに冷凍庫からアイスを取り出してかき混ぜたりもみ込んだりしました。
そして、食事が終わり、ギリギリでアイスが完成したので、3種類のアイスを盛り付けて出しました。

「すっげー!!」

息子は感激してくれました。

ヨーグルトとブルーベリーのアイス

ブルーベリーチーズケーキ風のアイス


ブルーベリーシャーベットのような本格アイス

味も見た目も様々な3種類のアイスに、息子は興奮して、喜びながら食べてくれました。
主人は私を見て涙目で「本当にすまん!ありがとう!」と言ってアイスを食べてから「うまい!流石だな!」と言いました。

特に好評だったのは、チーズケーキ風アイスで、本当にケーキみたいだったと喜んでくれました。

我が家の誕生日騒動はこれにて一件落着となり、私はひそかに翌日のケーキを楽しみに眠りについたのでした。

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